弥富情報室ブログ

「あなたのふるさとになります」 山口県に弥富村があります。今は萩市ですが、かつて阿武郡にあった島根・津和野の隣にある小さな村。弥富村が好きな人々の温かい交流の場にしたいと思います。

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火山がつくった弥富の大地

イラオ山火山弾層1


 弥富の大地はどうしてできたのか。3月21日、弥富公民館で教室が開かれました。

 伊良尾山の工事現場で、いらお火山が噴火したときの様子を物語る貴重な地層が出てきました。ちょうど、その調査をして、保存を呼びかける山口大学の永尾隆志先生に講師を依頼していましたので、現地研修をしました。

 子どもから大人、老人まで55人が参加する大人気の教室になりました。当初の予測は36人でしたから、いかにみなさんが興味を持っているかわかりました。

「雲わく 伊良尾 そびえたち ああおぐ瞳 いきいきと」と弥富小学校の校歌は始まります。
 「ああおぐ伊良尾の朝日影  おおどる歓喜の畳淵」は弥富中学校の校歌の最初のフレーズです。
 ちなみに弥富のそば歌は「伊良尾山から湧き出る水で こねて作ったそばの味 」で始まります。

 こんなふうに弥富の人にとってはイラオ山は暮らしに深く根ざしています。今でも弥富の水道の水源はイラオ山から湧き出る水です。


 以下はそのテキストの要約です。

 弥富の地質の土台は、アジア大陸の端にあったときの1億年前の地層です。

 その上に3000万年前の噴火でできた地層があります。この噴火の後、マグマだまりがへこんで、田万川カルデラができました。

 2200万年前から1500万年の間に、アジア大陸の東が割れて一部が南に移動し日本列島になりました。それがいまの弥富です。割れたところは日本海になりました。

 200万年前から1万年前にかけて、阿武郡、萩市の一帯で小さい火山が噴火しました。だいたい1万年周期で噴火を繰り返しています。これが、阿武火山群といわれるものです。

 34万年前、伊良尾山が噴火しました。マグマの飛沫が花火のように吹き上がり、150メートルの丘を作りました。マグマの飛沫が固まってできた穴の多い石をスコリアといい、その丘をスコリア丘と呼びます。これがイラオ山です。飛び散ったマグマの飛沫が火山弾です。

 今回そのイラオ山から噴火した火山弾が降り積もった地層が出てきたのです。

 イラオ山から流れた溶岩は、なんと15㎞も流れていきました。日本一大きな富士山でも20kmあまりですから、小さなイラオ山の偉大さがわかります。

 田万川カルデラの縁を流れていた、田万川に溶岩が流れ込んだことで、溶岩が冷えにくかったこと、流れてくる溶岩の量が多かったことに理由があるようです。

 田万川にそって流れる途中に、畳が淵や上小川の龍鱗峡ができました。


 今回は、イラオ山の噴火の後を中心に勉強しましたが、次は溶岩が流れていった後を追いながら、みんなで勉強することにしています。


 写真1は、堆積した火山弾火山灰の地層。地形に沿って降り積もっています。斜面が崩れずに積もっているのは、次々に火山弾が降り積もったことをしめしていて、噴火の激しさを物語っています。

イラオ山火山弾層2


 写真2は、火山弾の地層のなかに、溶岩が貫入している様子です。溶岩があふれ出ることができず地中で固まった様子です。

イラオ山火山弾層4


 写真3は、火山弾と基盤になる地層の境にあり、花崗岩の白い粒と火山弾の赤い粒が混じっています。噴火するときに、粉々になったものがいっしょに混じっています。

イラオ山火山弾層5


 写真4は、火山弾の中を泡状の溶岩が吹き上がろうとして、上がりきれず固まったものです。ガスだけ抜けた後です。とてもめずらしいものだということです。

イラオ山火山弾あ


 写真5は、火山弾です。もっと大きなものがたくさんあったらしいのですが、工事でみんな割ってしまったということです。先生は45キロぐらいの大きなものを大学に持って帰っているということです。

 もう少したつと、さらに工事を進めるので、そのときにはたくさんの火山弾を採集したいといわれています。

 次回の授業を楽しみにしています。
 

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  1. 2007/03/22(木) 09:46:43|
  2. 弥富の自然
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茅葺の家に住みませんか 新着情報です

茅葺屋根の家 開作Hさん宅


 茅葺の農家に住んでみんかね。今朝のこと届いた新着情報ですよ。

 この家は化学物質で傷害を受けちょる人にや最適でね。
 茅葺の家なそ。トタンでまいちゃああるが、その下は茅葺になっちょるんよ。

 場所は上小川の開作。ちかくの家は80㍍離れた家と橋の手前の家だけ。ここは上小川じゃけど、弥富・鈴野川との境じゃけえ鈴野川ちゅうてもええぐらい。川のこっちが、鈴野川の開作なそ。左側の山の上をちょっと行っつりゃあ弥富下になそよ。この家の田んぼもそこにあるちゅうことじゃけえね。畑もあるちゅうことじゃし、栗の木やたけのこ山もあるちゅうことでの。

 家の前がすぐ川ちゅうのがええろう。田万川なそよ。夏にゃアユが登るし、ツガニもおるよ。じゃが漁業権が設定しちゃるけえ勝手に取られんのがおしいけどの。田んぼの代掻きの時にや にごるけど他のときにゃあ清流です。

 水田はかなり離れちょるけえ、農薬の影響はほとんど無あんじゃあないかのぅ。

 子育てをするにゃあもってこいの自然環境での。小学校も1.5㌔さきにあるし、ええ学校での。木造校舎のとてもいい感じの学校です。子どもが一人一人大事にされるケえの、都会の厳しい人間関係のこが来たら天国いの。ええでの。地域の人らあが、学校を大事にするケえの。心を一つにしちょってじゃけえすごいいの。6月の蛍まつりは、盛り上がるでの。

 ほんと天国みちょうなとこですけえの。

 家賃のことは聞いちょりませんが、田舎の相場でなら月1万円前後じゃあなあかね。

 興味のある人は、とりあえずコメしておくええね

テーマ:地域情報 - ジャンル:地域情報

  1. 2007/03/06(火) 23:15:54|
  2. 弥富の空家情報
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主なき 梅畑にも 花が咲く

市の梅2007春1


 暖冬も終わり春が来ました。今年は弥富も2回の積雪だけで終わりそうです。よく焼山隠しが降りますが、今年はその可能性もあまりなさそうです。

 梅の花が満開になりました。市のSさんの梅です。田んぼの水管理が難しいというので、数年前に植えました。こうして畑いっぱいに満開になりましたが、Sさんは、昨年5月に64歳で亡くなりました。

 
市の梅2007春2

テーマ:山口県 - ジャンル:地域情報

  1. 2007/03/01(木) 10:43:59|
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